八重山を代表する
叙情歌
とぅばらーま
「とぅばらーま」とは「歌の島・芸能の島」と
呼ばれる沖縄八重山地方を代表する民謡です。
たいへん情緒ある旋律は一度聞いたら
忘れられないものです。
人々が愛情や生活の喜び、苦しみ、哀しみ
などを歌詞にのせ、歌い継いで来たもので、
八重山の人にとってはまさに
心の唄というべき叙情歌なのだそうです。
石垣島では、旧暦8月13日に名月の下で
この民謡を歌い合う「とぅばらーま大会」が
1947年から毎年開催されています。
10代の若手からベテランのお年寄りまでが
それぞれの「とぅばらーま」を披露し、
観客はその歌声にじっくりと聞き入る…
沖縄の後世まで伝えていきたい光景です。